2009年11月11日水曜日

チキン竜田の甘辛ソースとサラダ



チキン竜田の甘辛ソースと15品目のバランスサラダ

 カラッと揚げたチキンにとろみがあるソースをかけたチキン竜田とごぼうやにんじん、ひじき、豆、ゴマなど様々な種類の15品目の食材が栄養を考えてバランスよく加えたサラダの2品です。チキン竜田はサクサクとした衣に包まれたチキンに甘辛なソースが絡まってとてもおいしいです。サラダはいろいろな食感が楽しめて、味もおいしく、健康にもいいのでおすすめです。

豆知識

今回はゴマについての豆知識です。ゴマはアフリカのサバンナに約30種の野生種が生育しており、ゴマの起源地はサバンナ地帯、スーダン東部であろうというのが有力である。ナイル川流域では5000年以上前から栽培された記録がある。日本にはシルクロードを経由して入ったとされていて、縄文時代の遺跡からもゴマが出土している。 室町時代に貿易での再輸入以降、茶と共に日本全国の庶民にも再び広まった。

ゴマにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果がある。たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンAB1B2B6Eに葉酸が豊富に含まれている。抗酸化作用を持つ。活性酸素が体内で生成されるのを抑え、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用がある。脂質はオレイン酸、リノール酸が80%を占め、たんぱく質も豊富に含み、コレステロール抑制にも効果もある。

昔からゴマは漢方薬としても用いられた。種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマに分けられるが、栄養的にはほとんど差がない。黒ゴマの皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含んでいる。栄養価が高く健康に良いとされているゴマだが、近年、子供を中心にゴマアレルギーが急増している。日常、知らず摂取する機会の多い食品だけに、子供やアレルギー体質の人は注意が必要だと思われる。

ゴマの草丈は約1mになり、葉腋に薄紫色の花をつけ、実の中に多数の種子を含む。干ばつに強く、生育後期の乾燥にはたいへん強い。逆に多雨は生育が悪くなる。あまり培地を選ばず、また手間もそれほどかけることなく栽培できる。

日本で使用されるゴマは、その99.9%を輸入に頼っている。財務省貿易統計によると、2006年のゴマの輸入量は約16万トン。一方、国内生産量は、約200トン程度に留まっている。国内の主な産地は鹿児島県喜界島などです。

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