2010年6月30日水曜日

日本の伝統食文化・「おにぎり」を極める2

今回は、「たらこ」と「鶏・玉子」、「豚」、「牛」など肉系のおにぎりを集めました。
一つだけ、高菜もあるけどね。
さて、どんなおにぎりか、楽しみ!って言う前に食べ始めていました。


ファミリーマート

牛カルビ
和風チキンマヨ
和風ツナマヨネーズ






ローソン

焼きたらこ
辛子高菜
出し巻き玉子






ミニストップ

チャーシューマヨ
焼きたらこ
鶏唐揚げ






さて、結果ですが・・・「正直いって、微妙」という声が多かった。
基本的に、動物の肉はおにぎりに合わないのでは・・・ということでした。

とくに、チャーシューとか唐揚げとか。マヨネーズで味付けして無理矢理おにぎりにしている感じです。
ぱさぱさしたチキンもあったりして、これは・・??ていうことです。
ツナマヨはまだいい方。ただ、ここで食べた味は和風だったので、これにも無理がある感じでした。
これに対して、焼きたらこはずっといい。焼いてあることもあって生臭くない。塩辛いのがおにぎりにピッタリ。ローソンもミニストプも良かった。

ところが、今回の一番は出し巻き玉子(ローソン)でした。
「これはうまい」っとのこと。
特に玉子の味付け程よくご飯にあっていて、もう一つ食べたくなりそう。ただ難点として、崩れやすいのがたまに傷。

そういえば、ホットモットにも似たような玉子のおにぎりがあったよね。でも、あそこは出てくるのがとても遅い。そんなあなたにおススメできます。

2010年6月2日水曜日

日本の伝統食文化・「おにぎり」を極める1


「おにぎり」は外国ではあまりみかけない日本独特のファーストフードです。
言うなれば、日本が世界に誇る食文化の最たるもので、ファーストフードとしても一級品になっています。コンビニでは、このおにぎりの売り上げを伸ばそうと、さらに品質の向上が図られています。
その結果、最近はこの「おにぎり」にも様々な商品が出回り、消費者にとっても望ましい限りですが、反面どれがおいしいのか分かりにくくなっています。
そこで、今回からしばらくこのコンビニの「おにぎり」をレポートします。

「うめ・しゃけ・おかか」でGo!


ファミリーマート

紅鮭
おかか
紀州南高梅

ローソン

紅さけ
かつお
紀州南高梅






ミニストップ

紅鮭
おかか
南高梅






まずは、紅鮭。
やはり、どれもうまい、っていうか、これみんな好きなんだよね。
でも好みは分かれそう。シャケフレーク風の鮭が好きな人はミニストップのもの。
ちょっと、塩が強めってとこ。
魚の風味がのこる味が好きな人はファミリーマートがおすすめ、かな。
塩味が弱めなんで、魚の味が残っている。

うめ。どれも有名な紀州南高梅。
甘めの梅が好きな人は、ミニストップのもの。ちょっと小さめの梅だけど、種無しはグー。
ファミリーマートの梅おにぎりはペースト状。果肉はありませんが、量は多い。酸っぱいのがいい。
みんなの好みが集まったのはローソンのもの。果肉の形状は無く、ペースト状だけど皮が残っている。
酸っぱいけど、梅の味が程よく利いたおにぎりでした。

おかか。これも定番だよね。
ゴマが嫌いな人はファミリーマートがおすすめ、入っていません。
その他のものは佃煮風でゴマ入り。ミニストップのおかかは少し味が濃いめ。これも好みですね。

其の他の意見をまとめてみると、
「のり」はファミリーマートのものが人気でした。のりが光っていて、本物風。
食べやすいのりはミニストップ。ローソンののりは手巻き寿司ののりみたい。
ふっくらご飯が主張していたのはローソンのおにぎりでした。

言いたい放題でしたが、参考になりましたか。

2009年11月25日水曜日

牛すきやき丼Sとしめじ入りひじき煮


 今回の2品は牛すきやき丼としめじ入りひじき煮の2品です。すきやき丼はほかほかのごはんにたっぷりのタレがしみこんだ牛肉やたまねぎをのせた1品とひじき煮はひじきにしめじを合わせた1品です。すきやき丼は濃厚なタレがしみこんだ牛肉がとてもおいしく、ごはんと一緒に食べるとさらにおいしく、汁のしみこんだごはんだけで食べてもおいしいです。サイズはS,Mから好きなサイズを選べます。ひじき煮は健康に良いひじきにしめじを加えたことで普通のひじき煮とは違った味や食感が楽しめます。

 

豆知識

今回はすきやきについての豆知識です。日本では幕末になるまで、仏教の戒律などのため牛肉を食べることは一般には行われていなかったが、別に「すきやき」と称された料理は存在していたとされています。古くは寛永20年(1643年)刊行の料理書『料理物語』に「杉やき」が登場しており、これは鯛などの魚介類と野菜を杉材の箱に入れて味噌煮にする料理である。さらに享和元年(1801年)の料理書『料理早指南』では、「鋤やき」が登場している。また、文化元年(1804年)の『料理談合集』や文政12年(1829年)の『鯨肉調味方』にも具体的な記述が見られ、使い古した鋤を火にかざして鴨などの鶏肉や、あるいは鯨肉などを加熱する一種の焼肉であったことが判る。この魚介類の味噌煮の「杉やき」と、鳥類・魚類の焼肉という「鋤やき」という二種類の料理が、牛肉の鍋物としての「すき焼き」の起源と言われている。なお、すき身の肉を使うことから「すき焼き」と呼ばれるようになったという説もある。

安政6年(1859年)に横浜が開港すると、居留地の外国人が牛肉を欲しがり、地方から牛肉が運ばれるようになった(神戸からと言われている)。このような状況で、文久2年(1862年)に横浜入船町で居酒屋を営んでいた伊勢熊(いせくま)が牛鍋屋を開業する。明治元年(1868年)、外国人向けに東京・芝に屠牛場ができた。以降、東京でも牛鍋屋が流行し、以後牛食は文明開化の象徴となる。仮名垣魯文はこうした状況を『安愚楽鍋』(1871年)に描き出している。この関東の「牛鍋」に対し、関西では先に焼いた牛肉を砂糖・醤油・出汁で調味する「すき焼き」が行われており、次第に関東でもこちらの「すき焼き」という呼称が定着していったようである。

関東のすき焼きは明治に流行した牛鍋がベースになっており、出汁に醤油・砂糖・みりん・酒などの調味料を混ぜた割下をあらかじめ用意し、割下の中で牛肉を煮る。関西のものは文字通り牛肉を焼く料理で、肉が焼けたところに砂糖を乗せるか、まぶし、醤油を直接加えて味付けをする。肉と水の出る野菜を同時に焼かない点、コンニャクなど肉を硬くする作用を持つものを一緒に焼かないことなど、関西の調理の手順には特徴がある。

東西の食べ方の境界線は、愛知県豊橋市にあると言われる。現在では割下を万能調味料として売り出していることもあり、その境界は明確ではなくなってきている。また滋賀では鶏肉で食べる習慣もある。

 

 

焼きじゃがバターとささがきごぼうのきんぴら



 今回の2品は北海道のじゃがいもに濃厚なバターを合わせた焼きじゃがバターとごぼうににんじんやゴマを合わせたささがきごぼうのきんぴらの2品です。じゃがバターは熱々のじゃがいもにとろけたバターが合っていてとてもおいしいく、これからの寒い時期にぴったりの1品だと思います。ごぼうのきんぴらはシャキシャキとした食感と少しだけ辛味のある味付けがおいしかったです。

 

豆知識

今回はごぼうについての豆知識です。ごぼうは日本で自生はしていなかったが、縄文時代には中国から渡来していたと考えられている。主に食すようになったのは江戸時代から明治にかけてで、根や葉を食用としています。茎の高さは1mほど、主根の長さは品種にもよるが50cm1mほどある。

薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用いる。日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られていました。 繊維質が多く、便秘予防に効果があるとされる。大腸がん・直腸がん予防に効果があると言う人もいるが、これは正確ではなく、現在のところでは、試験管レベルの実験で酸素状態の悪い成長した大腸がんの細胞にたいして選択的に倍加した毒性を発揮する性質があるとされている。ゴボウの根の部分を野菜として利用するのは日本と朝鮮半島だけの特徴であり、葉の部分を野菜として、根の部分を漢方薬として使用されることが多い。

日本では根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに使われるほか煮物に用い、近年では細切りにした根を湯がいてサラダにもする。旬は初冬で、新ゴボウは初夏となる。根は、日本や日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外の国では食材とされていないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある。

ゴボウにまつわる食文化の違いがもたらした悲劇的な逸話として、「戦時中、外国人捕虜にゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、戦後にBC級戦犯として虐待の罪で処罰された」というものがある。しかし実際には、この逸話には曖昧な点が多い。「~らしい」「~と読んだ」などと伝聞調に語られることが多く、話す人によって、内容(場所、捕虜の国籍、量刑、処罰された人数など)が食い違っていることが珍しくない。また、ゴボウを食べさせたことそのものを直接の原因として処罰されたとする裁判記録などは見つかっていない。この逸話は、特に東京裁判に批判的な立場から、一方的な復讐裁判の好例としてしばしば取り上げられている。

2009年11月11日水曜日

チキン竜田の甘辛ソースとサラダ



チキン竜田の甘辛ソースと15品目のバランスサラダ

 カラッと揚げたチキンにとろみがあるソースをかけたチキン竜田とごぼうやにんじん、ひじき、豆、ゴマなど様々な種類の15品目の食材が栄養を考えてバランスよく加えたサラダの2品です。チキン竜田はサクサクとした衣に包まれたチキンに甘辛なソースが絡まってとてもおいしいです。サラダはいろいろな食感が楽しめて、味もおいしく、健康にもいいのでおすすめです。

豆知識

今回はゴマについての豆知識です。ゴマはアフリカのサバンナに約30種の野生種が生育しており、ゴマの起源地はサバンナ地帯、スーダン東部であろうというのが有力である。ナイル川流域では5000年以上前から栽培された記録がある。日本にはシルクロードを経由して入ったとされていて、縄文時代の遺跡からもゴマが出土している。 室町時代に貿易での再輸入以降、茶と共に日本全国の庶民にも再び広まった。

ゴマにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果がある。たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンAB1B2B6Eに葉酸が豊富に含まれている。抗酸化作用を持つ。活性酸素が体内で生成されるのを抑え、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用がある。脂質はオレイン酸、リノール酸が80%を占め、たんぱく質も豊富に含み、コレステロール抑制にも効果もある。

昔からゴマは漢方薬としても用いられた。種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマに分けられるが、栄養的にはほとんど差がない。黒ゴマの皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含んでいる。栄養価が高く健康に良いとされているゴマだが、近年、子供を中心にゴマアレルギーが急増している。日常、知らず摂取する機会の多い食品だけに、子供やアレルギー体質の人は注意が必要だと思われる。

ゴマの草丈は約1mになり、葉腋に薄紫色の花をつけ、実の中に多数の種子を含む。干ばつに強く、生育後期の乾燥にはたいへん強い。逆に多雨は生育が悪くなる。あまり培地を選ばず、また手間もそれほどかけることなく栽培できる。

日本で使用されるゴマは、その99.9%を輸入に頼っている。財務省貿易統計によると、2006年のゴマの輸入量は約16万トン。一方、国内生産量は、約200トン程度に留まっている。国内の主な産地は鹿児島県喜界島などです。

2009年10月7日水曜日

えびかつ卵とじあんかけ


 サクサクのえびかつにとろみのある卵のあんをかけた一品です。衣に包まれたえびのぷりぷりの食感や濃厚なとろみの卵がとてもおいしく、上にのっているネギもうまみを引き立てています。えびかつだけでも十分おいしいけど、こうした工夫でこんなにもおいしくなることに驚きました。けっこうなボリューム感もあり、ごはんにもよく合います。
豆知識今回はエビについての豆知識です。和語の「えび」は、元々は葡萄(ぶどう)のこと、あるいはその色のことを指す言葉であった。葡萄の色に似ていることから蝦・海老のことを「えび」と呼ぶようになった。現在でも「葡萄色」と書いて「えびいろ」とも読む。「海老」の字は、長い触角(ひげ)と曲がった腰を老人に見立てたものです。漢字表記について一部では、伊勢えびなどの海底を歩行する大型のエビ類を「海老」または「蛯」、桜えびなどの海中を泳ぐ小型のエビを「蝦」と表記すると言われているが、実際にはそこまで厳格に区別しているわけではない。ほとんどのエビが食用にされ、大小さまざまなエビが漁獲・消費されている。エビは豊かな国において大量消費される傾向が強く、「エビの集まる国が当代で繁栄している」という見方もある。古くは古代ローマがそれにあたり、近代ではイギリス、アメリカ、日本と遷移(せんい)している。エビやカニは食物アレルギーを起こしやすく、製品を販売する場合にはエビやカニを原材料で使用している旨を表示することが望ましいとされていたが、平成20年度に表示が義務づけられた特定原材料にエビとカニが追加された。また、ウシエビ(ブラックタイガー)などのエビは東南アジアを中心とする海外で大規模に養殖されている。これらの海外養殖では養殖場確保のためにマングローブ林が伐採され、養殖後は汚染された湿地が残されるなど、環境問題も指摘されている。なお、海外のエビ養殖の多くは日本及びアメリカ向け輸出用の生産が大半を占めている。

2009年7月25日土曜日

韓国風まぐろ漬け丼s



 どんぶりに入ったほかほかのごはんの上に、たっぷりと味のしみこんだまぐろと卵焼き、のり、ねぎなどをトッピングした一品です。少し辛味のある味がしみこんだまぐろがごはんと合っていておいしく、ねぎやのりなどと一緒に食べると味と食感が少し変わって違ったおいしさを味わえます。サイズはSMから好みのサイズを選べます。

豆知識

今回はマグロについての豆知識です。マグロは全世界の熱帯・温帯海域に広く分布する魚です。海中では口とえらを開けて遊泳し、ここを通り抜ける海水で呼吸するので、泳ぎを止めると窒息するため、たとえ休息時でも止まりません。筋肉内の血管は動脈と静脈が近接する、いわゆる「奇網」(きもう)という構造を持っていて、これで体内の熱が逃げるのを防ぎ、体温を海水温より高く保って運動能力の低下を抑えています。

日本人は古くからマグロを食用とし、縄文時代の貝塚からマグロの骨が出土していて、古事記や万葉集にもシビの名で記述されています。実は戦前まで主に赤身の部分が食べられていて、脂身の部分であるトロは腐敗しやすいことから不人気でもっぱら加工用でした。しかし、冷凍保存技術の進歩と生活の洋風化に伴う味覚の濃厚化で、1960年代以降は生食用に珍重される部位になりました。

過去、米国およびオセアニアにおいては、脂身であるトロは商品的価値・需要が低かったので、日本の商社はトロを安価で購入することが出来たのです。しかし、近年の日本食ブームの影響で欧米でもトロに対する需要が起こり、かつてのような値段では購入出来ない状況になりました。また、1990年代後半には台湾で、2000年代に入ってからは中国で、日本食を中心とした海産物の人気が高まり、中国向けの漁獲が急増しているため、競争はますます熾烈になっているそうです。

一方で海洋の食物連鎖の頂点に存在するマグロは、水銀などの有害物質を蓄積しやすいという問題が指摘されています。アメリカのFDAは、2003年に妊婦のマグロ摂取量制限を勧告しています(6オンス=170g/週)。実際にニューヨーク市では、2007年、いくつかのすし料理店において基準値を越す水銀が検出され、日本でも厚生労働省による同様の見解が2003年と2005年に示されています。

今までマグロは長距離を遊泳すること、成熟に時間が掛かること、小さな傷が死につながるほど皮膚が弱いことなどがあり、捕獲したマグロの稚魚や若魚を養殖する「蓄養」が中心で、卵から成魚まで育てる「養殖」は難しいとされていました。しかし、2002年に近畿大学水産研究所が30年余かけて、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功し、2004年には市場へはじめて出荷されました。近畿大学は和歌山県の大島実験場と奄美大島の奄美実験場で、商業化に向けて研究を続けているのです。