2009年11月25日水曜日

焼きじゃがバターとささがきごぼうのきんぴら



 今回の2品は北海道のじゃがいもに濃厚なバターを合わせた焼きじゃがバターとごぼうににんじんやゴマを合わせたささがきごぼうのきんぴらの2品です。じゃがバターは熱々のじゃがいもにとろけたバターが合っていてとてもおいしいく、これからの寒い時期にぴったりの1品だと思います。ごぼうのきんぴらはシャキシャキとした食感と少しだけ辛味のある味付けがおいしかったです。

 

豆知識

今回はごぼうについての豆知識です。ごぼうは日本で自生はしていなかったが、縄文時代には中国から渡来していたと考えられている。主に食すようになったのは江戸時代から明治にかけてで、根や葉を食用としています。茎の高さは1mほど、主根の長さは品種にもよるが50cm1mほどある。

薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用いる。日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られていました。 繊維質が多く、便秘予防に効果があるとされる。大腸がん・直腸がん予防に効果があると言う人もいるが、これは正確ではなく、現在のところでは、試験管レベルの実験で酸素状態の悪い成長した大腸がんの細胞にたいして選択的に倍加した毒性を発揮する性質があるとされている。ゴボウの根の部分を野菜として利用するのは日本と朝鮮半島だけの特徴であり、葉の部分を野菜として、根の部分を漢方薬として使用されることが多い。

日本では根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに使われるほか煮物に用い、近年では細切りにした根を湯がいてサラダにもする。旬は初冬で、新ゴボウは初夏となる。根は、日本や日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外の国では食材とされていないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある。

ゴボウにまつわる食文化の違いがもたらした悲劇的な逸話として、「戦時中、外国人捕虜にゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、戦後にBC級戦犯として虐待の罪で処罰された」というものがある。しかし実際には、この逸話には曖昧な点が多い。「~らしい」「~と読んだ」などと伝聞調に語られることが多く、話す人によって、内容(場所、捕虜の国籍、量刑、処罰された人数など)が食い違っていることが珍しくない。また、ゴボウを食べさせたことそのものを直接の原因として処罰されたとする裁判記録などは見つかっていない。この逸話は、特に東京裁判に批判的な立場から、一方的な復讐裁判の好例としてしばしば取り上げられている。

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