2009年10月7日水曜日

えびかつ卵とじあんかけ


 サクサクのえびかつにとろみのある卵のあんをかけた一品です。衣に包まれたえびのぷりぷりの食感や濃厚なとろみの卵がとてもおいしく、上にのっているネギもうまみを引き立てています。えびかつだけでも十分おいしいけど、こうした工夫でこんなにもおいしくなることに驚きました。けっこうなボリューム感もあり、ごはんにもよく合います。
豆知識今回はエビについての豆知識です。和語の「えび」は、元々は葡萄(ぶどう)のこと、あるいはその色のことを指す言葉であった。葡萄の色に似ていることから蝦・海老のことを「えび」と呼ぶようになった。現在でも「葡萄色」と書いて「えびいろ」とも読む。「海老」の字は、長い触角(ひげ)と曲がった腰を老人に見立てたものです。漢字表記について一部では、伊勢えびなどの海底を歩行する大型のエビ類を「海老」または「蛯」、桜えびなどの海中を泳ぐ小型のエビを「蝦」と表記すると言われているが、実際にはそこまで厳格に区別しているわけではない。ほとんどのエビが食用にされ、大小さまざまなエビが漁獲・消費されている。エビは豊かな国において大量消費される傾向が強く、「エビの集まる国が当代で繁栄している」という見方もある。古くは古代ローマがそれにあたり、近代ではイギリス、アメリカ、日本と遷移(せんい)している。エビやカニは食物アレルギーを起こしやすく、製品を販売する場合にはエビやカニを原材料で使用している旨を表示することが望ましいとされていたが、平成20年度に表示が義務づけられた特定原材料にエビとカニが追加された。また、ウシエビ(ブラックタイガー)などのエビは東南アジアを中心とする海外で大規模に養殖されている。これらの海外養殖では養殖場確保のためにマングローブ林が伐採され、養殖後は汚染された湿地が残されるなど、環境問題も指摘されている。なお、海外のエビ養殖の多くは日本及びアメリカ向け輸出用の生産が大半を占めている。