2009年6月21日日曜日

豆腐ハンバーグ照り焼き



 豆腐で作られたハンバーグに大根おろしとネギをのせ、甘みのあるソースをかけキャベツを添えた一品です。普通のハンバーグより低カロリーで味も大根おろしとソースと豆腐ハンバーグがバランスよく合わさっていて、それぞれがそれぞれの味を引き立てあっていてとてもおいしかったです。これからの暑くなってくる季節にぴったりのさっぱりしたメニューです。

 

豆知識

今回は豆腐についての豆知識です。「豆腐」の「腐」の字は本来『納屋の中で肉を熟成させる』という字義から転じて、柔らかく弾力性があるものを意味するものであったが、食品に「腐る」という字を用いることを嫌って、豆富豆冨などと記すこともあります。豆腐は植物性たんぱく質が豊富でカロリーは比較的低いため健康食品としてアメリカやヨーロッパなどでも食材として使われるようになっています。

次に豆腐の作り方についてです。まず、水につけて柔らかくした大豆を水とともに摩砕し、煮出す。これをしぼって得られる液体が豆乳です。豆乳を作る際、加熱後に漉す製法を「煮しぼり」、加熱前に漉す製法を「生しぼり」という。しぼった後の滓はおからと呼ばれている。この豆乳がまだ熱いうちににがりを加えると豆乳がプリン状に固まったら完成です。

豆腐は作り方によって様々な呼び名の豆腐になります。絹ごし豆腐、寄せ豆腐、木綿豆腐、充填豆腐などがあり、中でも充填豆腐は保存性に優れ、ものによっては一か月保存できるものもある。

古来の日本の伝統的な製法では製塩の過程で生じるにがりが主に使われていて、豆腐はかつて店頭で毎日つくられ、柔らかいので崩れないように水槽の中に沈めて売られるものでした。現在の日本では硫酸カルシウムやグルコノデルタラクトンなどが凝固剤として多く使われています。近代工業の発達により作業の機械化が進み、わずかの大豆から効率よく豆腐が生産されるようになり、より安価で提供されるようになりました。現在は工場で生産され、パック詰めで売られているものが主流でなっている。しかし、最近ではにがりで作られた豆腐の味が見直され始め、スーパーなどで容易ににがりを使った豆腐が入手できるようになった。